みかんは冬の果物の代表ですが、ダンボールや重ねて保管しておくと、カビが生えてしまうことがあります。カビが生えたみかんは捨てるべきでしょうか?カビが生えてない部分は食べられるのでしょうか?また、カビが生えないようにするには、どのように保存すれば良いのでしょうか?今回は、みかんのカビに関する疑問について調べてみました。
カビが生えたみかんは食べられる?
みかんに生えるカビは、青カビと呼ばれる種類で、カビ毒を産生しないものがほとんどです。しかし、カビが生えた部分はカビ菌やエチレンガスなどで腐っている可能性が高いので、食べるのはおすすめできません。
カビが生えてない部分は綺麗に拭けば食べても大丈夫という意見もありますが、カビ菌が内部に侵入している場合もあるので、安全のために捨てるのが良いでしょう。
カビが生えたみかんを捨てる時は、カビの胞子を吸い込まないように注意してください。カビの胞子は健康な人には害はありませんが、アレルギーなどの症状を引き起こす可能性があります。
みかんの正しい保存方法
みかんを長持ちさせるには、冷暗所に保存することや、カビの原因となる傷や穴を防ぐことが大切です。以下に、みかんの保存方法を紹介します。
- 常温で保存する場合は、風通しの良い冷暗所に箱ごと置いたり、かごに入れたりして保存します。カビや傷みがないか定期的にチェックし、ヘタを下にして乾燥を防ぎます。
- 冷蔵で保存する場合は、鮮度保持袋やポリ袋に入れて野菜室に入れます。紙で包むとカビが生えやすくなるので避けます。
- 冷凍で保存する場合は、ヘタの部分を下にしてフリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れます。一度水にくぐらせてから再度冷凍すると、氷の薄い膜ができてジューシーさを保つことができます。
みかんは選果機を使わず手で丁寧に選別したものが日持ちしやすいそうです。
みかんのカビに関するまとめ
今回はみかんのカビについて調べてみました。
みかんのカビは食べられないので、カビが生えたら捨てましょう。カビが生えないようにするには、冷暗所に置いたり、袋に入れて冷蔵したりするのがおすすめです。ヘタが下になるように逆さまにして保存すると、水分を保持しやすくなります。
みかんは生のまま食べるのが一番美味しいですが、食べきれない場合は、ジュースやジャムなどに加工するのもおすすめです。みかんを美味しく楽しむために、正しい保存方法を実施してみてください。
※個人的な感想です。
コメント